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sakanaの日記

相手にあわせて生きることは自分を失うことではないはず

身だしなみを整えるとかお世辞やちょっとした世間話なんかをペラペラ言って人間関係を円滑にすること、みんな嫌いじゃないですか?

第一面倒ですし、どうも軽薄で見栄を張っているだけのように思えますよね(え?みんなではない?)。

話は飛びますが、家族や長く付き合っている友人だって、決してわかりあえないことがある、そしてみなは自分のために自分の人生を生きている、これが人間関係の大前提とわたしは考えています。人にはそれぞれ他人に無条件に分け与えるほどの余剰な時間がありません。自分にめいいっぱい時間を使ったって、まだ足りない、まだ足りないと求め続けています。そんな世界でですよ、どんな身なりで、どんなことを話していたって無条件に自分を受け入れてくれるのは、ごくわずかな人だけではないでしょうか。

なので、そんな中で自分を相手(社会だったり、特定の個人だったり)に受け入れてもらいやすくするために工夫する、って非常に重要なことじゃないですか?ある種の優しさなんではないでしょうか。それに、相手にあわせて生きることが常に自分を失うことにはならないはずです。元の話にもどりますと、身だしなみを整えたり、お世辞や世間話をしたりすることを、世の中をなんとかサヴァイブする生存戦略の一つとして積極的に肯定していきたいと思います。今日もいい天気ですね〜とか言った日の夜に、シャワーを浴びながらなんかくだらねぇこと言ったな、あのとき、と思うのはやめることにします。

そうそう、あと、始めに書いたこと。本当に嫌いなのではなくて、できないから嫌いということにしているだけなのですよね...

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