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sakanaの日記

自分の願望をできる限り並べてみたら

自分が今何を望んでいるのかが全くわからなくなったとき、自分の願望をできる限り並べてみたことがあります。 もし自分の眼の前に魔法のランプがあったらどうするか?

人間みないろんな願望があります。矛盾しているのもたくさんあります(皆さんあるよね?)。 わたしもすべての願望を満たそうとすると、破綻するのは必然ということは無意識的にわかっていて、 いくつかのものに注力してきたようです。

大切にしてきた願望として、自分の能力がどうあれ、何かを学び、考え続けていたいというものがありました。 そして、家族を持ってみたいという願望もありました。この2つであれば、自分のお世話になった多くの人に迷惑を かけずに、ある程度自分の希望も叶えることができる、と考えていたようです。 その結果、研究者になって、結婚して、父親になってみました。 改めて考えると、ほとんど自分の思いどおりになっているんじゃないかと感じます。選択の余地があって、ほんとうに恵まれていたと思います。 勿論、いくつかの挫折やつらいことはありましたが、それは皆そうでしょう。

なのに、自分が選んだ道を生きられてるはずなのに、苦しいと感じるときがたくさんあるのは なぜだろう?当たり前なのですが...たぶん...疲れてしまうからです。疲れていると、自分がどこに立っているか、何を望んでいるかが 全くわからなくなってしまうのです。自分がどこに立っているかがわからないと、なにも感じられず、なにも望めず、世界を間違って認識してしまいます。

では疲れないように生きるにはどうすればいいのでしょう?...極力不快なことから離れることはできますが、完全には無理ですね。なので、 自分の疲れやその原因を知る方法、そして疲れを回復する方法を知ることが非常に大切なようです。この方法は、誰からも教えることはできません。そして、 誰からも否定されるものでもありません。

自分は疲れていると仕事以外の場で本を読めなくなります。回復する方法は、...色々やりましたが、結局食って寝ることですね。

管仲, 「倉稟実ちて則ち礼節を知り、衣食足れば則ち栄辱を知る」

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